NEW!! 子宮頚がんワクチン キャッチアップ接種 まだ大丈夫です。
2024/10/2 更新
ヒトパピローマウイルスワクチン(以下「HPVワクチン」という。)については、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対し、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種(以下「キャッチアップ接種」という。)の機会が提供されています。
このキャッチアップ接種の実施期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間となっており、今年度は実施期間の最終年度となっています。加えて、高校1年相当の女性についても、定期接種の対象となる最終年度となっています。そして、この機会は来年3月で終了してしまいます。その後も接種を受けることはできますが、費用負担が発生します.
このワクチンは1回約30,000円、3回接種なので、合計100,000円近い費用がかかります.
自治体が費用負担をしてくれるこの期間にぜひ接種して下さい.
半年の間に3回接種するというスケジュールですので、標準スケジュールでは今年の9月までに接種を始める必要がありましたが、今からでも間に合います。
最短のスケジュールでは4ヶ月間で接種を完了できます。
1回目から1か月以上あけて2回目、2回目から3か月以上の間隔を開けて3回目を接種できます。
なので、11月中旬くらいまでに1回目を接種すれば、12月中旬くらいに2回目、3月中旬くらいに3回目を接種すれば大丈夫です。
9月末までに1回目を接種できなかった方でも今から接種を始めることができます。標準的な6ヶ月間のスケジュールでなくても効果には大きな差は無いとされています。
【キャッチアップ接種対象者】
誕生日が平成9(1997)年4月2日から平成20(2008)年4月1日の女性.
そして、過去にHPV ワクチンの合計3回の接種を完了していない方です.
つまり、今年度高校2年生から27歳までの女性です。高校生だけでなく対象年齢のお母さんも接種できます.
【期間】
令和7年3月31日までは費用負担無しで接種できます.
高校生や成人女性も当院で接種していただけます。ホームページの予防接種の受付方法もご覧下さい.