子宮頚がんワクチンのキャッチアップ接種について
2024/7/12 更新
子宮頚がんワクチンのキャッチアップ接種についてご存知ですか?
このワクチンの定期接種(自治体が費用負担してくれる. 健康被害が生じた場合は国の予防接種健康被害救済制度が適用される.)対象年齢は小学6年生から高校1年生までですが、これまでに接種の機会を逃してしまった高校2年生以上の女性も費用負担無しで接種ができる機会が期間限定で設けられています.
そして、この機会は来年3月で終了してしまいます。その後も接種を受けることはできますが、費用負担が発生します.
このワクチンは1回約30,000円、3回接種なので、合計100,000円近い費用がかかります.
自治体が費用負担をしてくれるこの期間にぜひ接種して下さい.
半年の間に3回接種するというスケジュールですので、今年の9月までに接種を始める必要があります.
【キャッチアップ接種対象者】
誕生日が平成9(1997)年4月2日から平成20(2008)年4月1日の女性.
そして、過去にHPV ワクチンの合計3回の接種を完了していない方です.
つまり、今年度高校2年生から27歳までの女性です。高校生だけでなく対象年齢のお母さんも接種できます.
【期間】
令和7年3月31日までは費用負担無しで接種できます.
高校生や成人女性も当院で接種していただけます。ホームページの予防接種の受付方法もご覧下さい.
【参考サイト】(リンクが貼れません、URLをコピーペーストしてご覧下さい)
・厚労省 子宮頚がんのキャッチアップ接種
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
・堺市 子宮頚がんのキャッチアップ接種
https://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/yobo/yobo/shikyukeigan/76401020220407153056322.html
・みんパピ(一般の方向けの子宮頚がんワクチン情報サイト)
https://minpapi.jp
・日本産科婦人科学会(子宮頚がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために)
https://www.jsog.or.jp/citizen/5765/